2014年10月16日木曜日

某上場企業会長のお墓探しの旅をした思い出

唐神の溜池


皆さん。人のお墓探す旅ってしたことありますか?



自分はあります(笑)



自分が北海道にいた頃の話しです。


2007年の8月上旬の事をおもい出しました。


北海道の観光業大手の上場企業のK観光(現在はMBOで上場廃止)。


部屋室が600室のリゾートホテルを北海道の多くの温泉地に十数件の観光ホテルを持つ北海道では知らない人がいない会社でした


→CM出稿数が尋常じゃなかったので、1日数十から数百件のCMが流れていました。しかも複数のテレビ局に渡って流れていたので北海道での認知率は100%に近かったと思います。


そこの仕事をしていたのですが、あるキッカケで


広告代理店の社長と一緒に、K観光の会長(2008.12.22没) の依頼で


福島県の相馬市にある会長の祖先のお墓を探す旅に出ました。


「自分は高齢なので、無くなる前に墓のありかが知りたい。」という事でした。


情報は相馬にあるの「唐神の溜池の近く」と。という情報のみ。
石碑


詳しくは覚えていないのですが、


福島県相馬市は中村藩があり、


中村藩は、相馬事件という事件があった土地です。


相馬事件とは、藩主が精神病だとして、臣下が座敷牢に幽閉をしたスキャンダラスな事件で、


そのあたりで何らかのトラブルがあり北海道に落ちたの武士が会長の祖先だったそうです。


そして、どこかその近辺にお墓があるらしい。


との事だったのです。


自分とは縁がない土地の話と思っていたのに、その探索を頼まれた時が


たまたまタイミング的に、自殺を止められなかった、Kさんの実家も福島だったのと、


自分の父の出生地が福島県相馬市字中村だったため、自分のルーツを探す旅にもなるのでは?


と思い行くことになりました。


仙台空港からレンタカーで移動。


唐神の溜池近くの民家を訪問して、聞き込みを開始。


最初はなかなか手がかりが見つかりませんでした。


そうそう北海道はお墓といえば殆どが集合墓地ですが、東北は違うんですね。


田んぼの真ん中に島のようにある墓地や、山の斜面の墓地。
聞き込みの末見つけた墓地



色々なところを聞き込みしながら探したのを覚えています。


聞き込みの末、Wさんという方が、墓を守っているとのこと。


探しに探しまわり、遂に見つけたのがこの墓。



発見したお墓は渡邉さんの墓の横にひっそりと

どうやら、藩の騒動にて、落ち武者として北海道に渡ったことから、ひっそりと守られていたそうです。

墓石の裏側に小さく目的のK家の墓の文字が書かれておりました。


途中、Kさんのお兄さんに会い相馬の野馬追の歴史館を観光させていただいたり、


父の知り合いだった方とお話が出来たり。


今は原発で閉鎖になっている双葉郡の印刷やさんのホームページをつくらせていただく仕事をいただいたりしました。


今考えると、あの土地に津波がきて、原発が事故を起こしたんですね。


あの時の出会った方々の安否はわからない方ばかりですが、無事を祈るしかない気持ちになります。


それにしても、会社を経営しながらお前は何をやってるんだ。って感じですね。


でも、本当に色々な事をしていますね。すごくいい経験でした。


とりとめもない文書になってしまいましたが、思い出したのでついメモとして書き残します。

2014年10月12日日曜日

台湾や東南アジア旅行に行った若者が必ずする「日本賛美」について


先日の事。


これは批判とかではないのだけど、物の見方、考え方の問題だと思うけど、


んっ。。。と思う事があった。


あるセミナーで台湾に行った時の話題があがった。



「とっても親日国で。。。。。」


「台湾の方は日本語で接してくれて。。。。。。」


「日本はいい国だと褒めてくれて。。。。。。」


結論、日本はいい国だと思った。




これは一例でこの手の話題は最近多い。



とくに中国と韓国の反日問題が出てからというもの、


日本はその2国以外によりどころを求めているから、


どうしても、そういう話題が多くなる。


台湾も、東南アジアの国々も、確かに親日国が多いので旅行等をしたら、
そういう意見が多くなるのは確かだろう。




「これだけ他の国々に影響を与えている日本は素晴らしい国だと思った」



と皆がいう。何が気になるかと言うと。


それを言ったり、意見を述べる人たちの表情と言い方とニュアンスの中に


占領国していた国の優越感が入っているのがとても気になるのだ。



「他国を下に見ている感」がビンビンと感じる。



そして、必ずコメントとして



「日本はもっと誇りを持つべきだと思いました」と語るパターンが多い。



これは正直違うのではないかと思う。




「日本が誇りを持つのではなく、相手国からそう思ってもらえるように関わっていた先人を誇るべき」だと思う。


親日になった原因というのは、日本の先人が統治時代に相手国の文化を尊重したり、


相手国の統治機構をなどをなるべく尊重していた結果であって。


今の日本に行動に対してのリスペクトではない。あくまで過去の日本に対してのものだ。


今の日本人に対しての尊敬ではない。


あくまで、その見学した若者が日本の代表として偉いわけではないし。


今の日本がその国の歴史を動かしたわけではない。


なのに、偉そうにただの旅行者が優越感をもったり、偉そうに感じてはいけないのだと思う。


日本をは誇りに思うのはいい。


でも悦に入ってはいけないと思う。



これから日本が世界に対してどうすべきか、それが課題だと思う。

2014年10月11日土曜日

継続の大切さ100日続けてみて思ったこと

今まで、自分の人生の中で、100日連続して続けられたものなんてあったのだろうか?


確かに100回以上やったという事はある。


でも、だいたいの事は何日かやらなかったり飛ばしたりしてきた。


という中途半端なものが多い


必ず言い訳をして、飛ばしたり、諦めたりしてきた自分がいたと思う。




今回、人生で初めて、一つの事だけど諦めず100日間。続けられた。


そしてまだ続ける事に決めた。



最初は人の気持ちを変えるために初めたものだった。


こういうふうに格好をつければ気持ちが変わるのでは?


そんな打算的な気持ちだった。


それが 人の為 から 自分の為 にいつのまにか変わっていた。


今は自分の為にやっている気がする。


一つは、本気になれば出来るんだと言う自信がついた。


そして、もう一つは自分の言い訳や妥協や諦めばかりだった自分と離れられる決意が出来た。



他人は変えられない。


でも、自分は変える事は出来る。


そんな事に気づいたのが一番の成果だし。


継続することが出来たのは、やっぱり自分の何よりも大切なものを失いたくないと言う気持ちからだと思う。


これから、自分の大切なものをきちんと守る為。


一つ一つ積み重ねていく事をしていきたいと思う。



むかしはわからなかった「積小為大」という言葉。


いまならわかる気がする。